イヤということの大切さ

長男は2歳でイヤイヤ期真っ只中。

 

最近よく困るのは、おもちゃの貸し借りです。

 

児童館などで他の子が息子の気に入ったおもちゃを借りようとすると、

絶対に離さず、

ダメ!イヤ!と泣いて怒り、

貸してあげることができません。

 

おともだちの親御さんにも気を使うし、

思いやりのある子になってほしいので

「貸してあげようね。」

という声かけをすることが多いのですが。。

イヤ!と言って余計に怒らせてしまいます。

 

おもちゃの貸し借りは、子育ての中で定番化されていて、

絵本や教育テレビの中でも

「貸して」「いいよ」というのが

それが 正しいおもちゃの貸し借りの仕方 のようになっていて、

それができるのが良しとされています。

 

だけど、

まだ遊びたいっていうこどもの気持ちを無視して、

おもちゃを貸すことを促すことって

教育としていいのか悪いのか、どうなんだろうかとわからなくなっていました。

 

そんな時に

 

3歳までは自分の気持ちが守られることが大切

 

というのを教育テレビの子育て番組で耳にしました。

 

イヤと言っているのに親がおもちゃを貸してあげるように促すのは、

子供同士のコミュニケーションをとる機会、

自分の意思を伝える機会を奪っていることになるようです。

 

また逆に、おもちゃを貸してもらえなかったという経験も大切みたいです。

 

まだ言葉は少ないし、会話をするということは難しいけれど、

子供なりのコミュニケーションの機会を奪ってしまわないよう

過保護になりすぎないように

見守ろうと思います。

なかなか加減が難しいけれど、他のこどもやお母さんたちにも気を使いながら。

 

 

イヤだということが増えてきてきましたが、

トラブルを避けることよりも

まずはこどもの気持ちを受け止められるように大きな心で構えようと思います。

 

なんでも言うことを聞いてしまうのは良くないですが、

あまりしつけということを意識しすぎず

嵐のようなイヤイヤ期を乗り越えていきたいと思います。